適応障害とは
境変化がきっかけとなり、心身に様々な症状が起き、日常生活にも支障をきたしている状態です。
この場合、環境の変化や強いストレスを感じる出来事が起きてから1ヵ月以内に、抑うつ気分、不安、不眠など、うつ病とよく似た症状がみられるようになります。動悸、吐き気などの身体化症状をも少なくありません。ただし、適応障害の場合は、発症の原因がはっきりしていることから、それを解決することができれば、心身の症状は改善されることが多いため、主治医と原因について話し合い、問題解決の方法を模索いたしましょう。
対処療法として、抗不安薬や睡眠薬、吐き気止めといった薬物療法も併用することもあります。環境調整などを行い、回復後も焦りは禁物ですので、徐々に環境に順応する助言もさせていただきます。